その一言が、言えないだけで損してる
「税込ですか?」「2回目はいくらですか?」——聞きたいのに、空気を悪くしそうで聞けない。 美容医療のカウンセリングでよく起きるすれ違いです。難しい交渉は不要です。 このページを開いたまま、または印刷して持っていき、そのまま読み上げられるフレーズを場面別にまとめました。
値段を聞くことは、失礼でもわがままでもありません。契約前に前提をそろえるための、ふつうの確認です。 カウンセリング当日に聞く7つで紹介した質問を、 「実際にどう言えばいいか」まで落とし込んだのがこのページです。
FIG. 01 — 気まずい6場面と、そのまま使えるフレーズ
01総額を確認する
見積もりの数字が、税込か税抜か、オプション込みかがわからないとき
「これ、税込の金額ですか?」
「私の場合、総額でいくらになりますか?」
「この金額に、麻酔代やお薬代は含まれていますか?」
総額・税込・込み費用の3つを一度に聞けば、その場で数字の前提がそろいます。
022回目以降・通常価格を確認する
初回価格やモニター価格が案内されて、その先の値段が気になるとき
「2回目以降は、いくらになりますか?」
「これは初回だけの価格ですか? 通常価格も教えてください」
「この価格が続く条件はありますか?」
安い価格には条件が付きます。「次からいくらか」を先に聞いておくと、後から総額がぶれません。
03製剤名・量・範囲を確認する
「これで大丈夫です」とだけ言われて、中身がはっきりしないとき
「使う製剤の名前を教えてもらえますか?」
「量(単位・本数・㏄)はどのくらいですか?」
「範囲はどこからどこまでですか?」
製剤名・量・範囲の3点は、他院と見積もりを比べるときに必ず必要になる情報です。
04断る・持ち帰る
話がまとまってきて、その場で決めなくてはいけない空気になったとき
「今日は見積もりだけにします」
「一度持ち帰って、家族と相談してから決めます」
「他院とも比較したいので、今日は契約しません」
見積もりは持ち帰っていいのが原則です。理由を細かく説明する必要はありません。
05強引な勧誘に返す
効果や今だけの条件を強く勧められて、断りにくくなったとき
「効果の話より、まず契約と金額の条件を書面で確認したいです」
「『今日だけ』の理由を教えてください」
「一旦、その場で契約せず検討します」
効果の話に乗らず、契約・金額の条件に話を戻すのがポイントです。
06断った後も勧誘が続くとき
一度断ったのに、同じ説明を変えて重ねて勧められるとき
「先ほどと同じ理由です。今日は契約しません」
「今日はこの場で、どんな書面にもサインしません」
「これ以上勧められても、今日の返事は変わりません」
断る理由を新しく用意する必要はありません。同じ言葉をそのまま繰り返すだけで十分です。 それでも勧誘が続く、または不安が残る場合は、消費者ホットライン(188)に相談できます。 契約後の対応は中途解約・クーリングオフも参考にしてください。
PRINT SHEET
カウンセリング持参用フレーズカード
FIG. 02 — 答え方で読む院の見分け方
よくある質問
値段のことを聞くと、感じが悪いと思われませんか?
総額・税込か・条件を聞くことは、契約前の一般的な確認事項です。答えをその場ではっきり示せるかどうかは、むしろクリニック側の対応の質を測る材料になります。感じが悪いと思われることを心配するより、「答えてくれるかどうか」を見る側に回ってみてください。
聞いたことで、機嫌を悪くされたらどうすればいいですか?
総額や条件を聞かれて態度が変わる場合、それ自体が「今日は決めない」判断材料になります。見積もりは持ち帰っていいのが原則です。その場の空気を変えないために契約を決めてしまう必要はありません。
全部のフレーズを覚えないといけませんか?
覚える必要はありません。このページを開いたまま、または印刷して持っていき、気になる場面のフレーズだけそのまま読み上げれば足ります。
フレーズを使っても、はぐらかされたらどうしますか?
同じ質問を、聞き方を変えてもう一度だけ聞いてみてください。それでも総額や条件がはっきりしない場合は、その場で決めずに持ち帰り、他院と比べる材料にすることをおすすめします。
聞きにくいことは、フレーズに任せよう。
質問リストはスマホで開いたまま使えます。見積もりをもらったら、診断で答え合わせを。
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