読み方ガイド 30

「安い院」より、手元の見積もりを並べる

知りたいのは「どこが安いか」のランキングではなく、自分がもらった見積もりが他院と比べてどうか、のはずです。 このページには、2〜3院の見積もりを同じ項目で横並びに書き込める、印刷用の比較シートを置いています。 カウンセリングに持っていって、その場でメモしても構いません。

2〜3院比較シート(印刷用)のイメージイラスト
読み方ガイド 30 美容医療ラボ編集部 初出 2026.07 最終更新 — 2026-07-10

なぜ項目をそろえる必要があるのか

同じ施術名でも、院によって「本体価格に麻酔が含まれるか」「製剤の量の単位」「初回価格の条件」はばらばらです。 「◯円〜」の正体で見たとおり、表示価格の裏には複数の条件が隠れています。 口頭で聞いた金額を記憶だけで比べようとすると、この条件のずれに気づけません。

同じ9項目を、行ったすべての院で埋めていく。それだけで、金額の高い・安いだけでなく、 「この院は総額の説明がはっきりしていた」「この院は2回目の価格を教えてくれなかった」という 対応の質の違いも、あとから見返せる形で残ります。

FIG. 01 — 記憶で比べる vs シートで比べる

院ごとの口頭説明 記憶だけで比べる 条件のずれに気づけない 同じ9項目に書き込む 条件をそろえて比較 価格差の理由 対応の質もわかる ※ ランキングで「安い院」を探すのではなく、自分がもらった見積もりを比べる。
図1記憶で比べるより、同じ項目のシートに書き込んで比べる

比較シート(印刷用)

下の表に書き込んで、印刷またはPDF保存してください。空欄のまま持っていき、カウンセリングの場で埋めても使えます。

書き込むときのポイント

①「税込」の欄を必ず埋める。 税抜しか案内されなかった場合は、その場で「税込だといくらですか」と聞いてから書き込みます。 聞きにくい人のフレーズ集にそのまま使える言い回しをまとめています。

② 製剤名・量は正式名称で。 「同じような薬剤」ではなく、製品名と量(単位・㏄・本数)まで書くと、後から他院の見積もりと正確に比較できます。

③ 2回目以降の価格は、聞けなければ空欄のままにする。 空欄が多い院は、それ自体が「条件を聞いても答えてくれなかった」という記録になります。 無理に埋めようとせず、聞けなかった事実を残しておいてください。

よくある質問

何院ぶんまで比較できますか?

このシートは3院ぶんの欄を用意しています。2院で十分な場合は1列空けたままで構いません。4院以上を比べたい場合は、同じ項目でノートに書き写すか、もう1枚印刷してください。

見積もりをその場でもらえない場合はどうすればいいですか?

口頭で説明されたことをその場でこのシートに書き込んでおくと、記憶だけに頼らず後から比較できます。可能であれば「今日聞いた内容を書面かメールでもらえますか」と伝えてみてください。

税込・税抜のどちらで書けばいいですか?

できれば両方確認し、税込の金額をメインの欄に書いてください。税抜表示しかもらえなかった場合は、その旨をメモ欄に残しておくと、後で見返したときに前提を思い出せます。

このシートに書いた内容は、どこかに送信されますか?

送信されません。印刷またはPDF保存してご自身の手元だけで使う、記入用のシートです。

本記事のシートは、見積もりの比較を助けるための記入用テンプレートです。特定のクリニックを推奨・批判するものではなく、医療機関のウェブサイト表示は医療法(広告規制)の対象です。施術の要否・適応は医師にご相談ください。

ねだんは、変わります。

調査した価格も、キャンペーンや改定ですぐ古くなります。再調査と新しい施術の更新は、X で先にお知らせします。

毎日Xを見なくても大丈夫。月1通のメール「ラボ通信」に、値動きと安全情報をまとめています。 ラボ通信を受け取る(無料)

100%