注入編 — CHAPTER 13

スキンブースター — 肌育注射の製剤図鑑

スキンブースター(肌育注射)7製剤の由来・仕組み・国内承認状況を、業界人向けアカデミーの教材として整理する第13章。

スキンブースター章のエディトリアルイラスト
Introduction

スキンブースター

「肌育注射を打ちましょう」——カウンセリングの現場でこの一言が出た瞬間、患者の頭には無数の疑問符が浮かんでいるはずです。シワを消す注射でも、たるみを持ち上げる注射でもない。では何を、どこに、何のために入れるのか。この章では、そんな肌育注射というカテゴリの中身を、実際に導入されている7つの製剤に分けて見ていきます。

肌育注射という言葉は便利な総称である一方、その中身は製剤ごとにかなり幅があります。ヒアルロン酸にアミノ酸を組み合わせたもの、DNA断片由来の成分を主体にしたもの、ビタミンやミネラルまで含めた複合製剤——由来も製法も国もばらばらな製剤が、同じ「肌育」という言葉の下に並んでいます。

もう一つ、この章で必ず押さえておきたいのが承認状況です。取り上げる7製剤は、いずれも国内の薬機法上の承認を確認できない、いわゆる未承認製剤にあたります。未承認だから使ってはいけない、という単純な話ではなく、医師が個人の責任で輸入し、決められた説明義務を果たした上で使う仕組みを理解することが、現場に立つ人にとっての最初の一歩になります。

Mechanism

肌育注射という仕組みを支える成分の系統

肌育注射(スキンブースターとも呼ばれます)は、シワやたるみを直接持ち上げる施術ではなく、肌そのものの土台に働きかける注入をまとめて指す呼び名です。真皮(皮膚の内側にある層)に、ヒアルロン酸やアミノ酸、DNA断片由来の成分などを細かく注入し、肌の弾力を支える構造(細胞外マトリックス、ECM)や、コラーゲンを作る線維芽細胞に働きかけるとされています。

この章で扱う7製剤は、配合されている主成分によっていくつかの系統に分かれます。非架橋ヒアルロン酸にアミノ酸を組み合わせたタイプ(ジャルプロ、スネコス)、ヒアルロン酸に多種のビタミン・ミネラルなどを加えた複合タイプ(NCTF135HA)、サーモン由来のPN・PDRN(DNA断片由来の成分)を主成分とするタイプ(キアラレジュ、プルリアル、リジュラン)、そして架橋剤を使わない特殊製法のヒアルロン酸単体タイプ(プロファイロ)です。

製造・開発元の国はイタリア、フランス、韓国、ルクセンブルク、スイスと分かれています。海外での規制上の扱いは製剤ごとに差があり、EUのCEマークを取得しているとされるものもあれば、CEやMFDSの取得状況が出典では確認できないものもあります。いずれにせよCEマークやMFDS承認は各国の制度に基づくもので、日本国内での承認とは別物である点は、教材としてはっきり分けて理解しておく必要があります。

国内でこれらの製剤が使われている場合、いずれも医師が個人の責任で輸入し、自由診療のメニューとして提供する形が基本になります。この仕組み自体は違法なものではありませんが、クリニックが広告・説明を行う際には、未承認である旨や入手経路などを明示する必要があるとされています。

Catalog

機種・製剤一覧

名称メーカー(国)承認状況主な適応相場
ジャルプロ Professional Derma SA(スイス(製造はイタリア・ミラノ)) 国内未承認
確認日 2026-07-12
肌のハリ・弾力の改善、小じわの目立ちにくさ、たるみのケア、目の下のクマ・小じわ、肌質・保湿感の改善、毛穴の目立ちにくさ
キアラレジュ BioPlus Co., Ltd.(韓国、日本法人BioPlus JAPAN株式会社あり)(韓国) 国内未承認
確認日 2026-07-12
肌のキメ・ハリの改善、肌の乾燥・うるおい不足、くすみ・色ムラ、毛穴の目立ち、軽度のニキビ跡による凹凸
NCTF135HA(フィロルガ) FILORGA(フィルメド/フィルメディカ、FILLMED、フランス)(フランス) 国内未承認
確認日 2026-07-12
肌の潤い・保湿、ハリ・ツヤの改善、キメ・毛穴の目立ちの改善、目じりなどの小じわ、くすみ・透明感の改善、エイジングケア全般
プルリアル MD Skin Solutions(ルクセンブルク) 国内未承認
確認日 2026-07-12
肌のハリ・キメ改善、赤み・酒さ様症状の緩和、くすみ・色ムラ、乾燥・小ジワ、毛穴の開き、ニキビ痕など肌質改善
プロファイロ IBSA社(IBSA Farmaceutici Italia)(イタリア) 国内未承認
確認日 2026-07-12
小じわ・肌のハリ不足、肌質改善・保湿、頬や首のたるみ、ゴルゴ線・ほうれい線周辺の質感改善、手の甲の若返り、ニキビ跡による凹凸感の改善
リジュラン ファーマリサーチ(PharmaResearch Co., Ltd.)(韓国(本社:江原特別自治道江陵市。京畿道にもR&D/事務拠点があるとされるが本調査で一次確認できたのは江陵本社のみ)) 国内未承認
確認日 2026-07-12
毛穴の目立ち、小じわ、キメの乱れ、くすみ、ハリ不足、ニキビ跡(軽度)
スネコス Professional Dietetics S.p.A.(Sunekos Laboratories)(イタリア) 国内未承認
確認日 2026-07-12
額・眉間・目尻などの小じわ、目の下のクマ・くぼみ、肌のツヤ・弾力低下、毛穴・肌質感の改善、首・手の甲のハリ不足、たるみ
Entries

機種・製剤の解説

ジャルプロ

国内未承認 確認日 2026-07-12

非架橋ヒアルロン酸にグリシン・プロリン・リジン・ロイシンなどのアミノ酸(体内でコラーゲンなどのたんぱく質の材料になる成分)を配合した注入製剤。真皮に注入し、肌の土台となる細胞外マトリックス(ECM、皮膚の弾力を支える構造)の産生を促すとされる。

承認状況:国内では医薬品医療機器等法上の未承認医療機器(CEマーク クラスIII取得だが国内承認なし)。表参道BJクリニックは『当製品は未承認機器・医薬品です』、まりもクリニックは『日本では未認可医療機器のため個人輸入』と明記し、医師が個人輸入で入手・使用している。

ジャルプロは非架橋ヒアルロン酸にグリシン・プロリン・リジン・ロイシンなどのアミノ酸を配合した製剤で、これらのアミノ酸は体内でコラーゲンなどのたんぱく質の材料になる成分とされています。真皮に働きかけ、肌の土台となる細胞外マトリックス(ECM)の産生を促す設計という説明が導入院から確認できます。

スイスのProfessional Derma SA製で、CEマーク クラスIII(EUの医療機器規制における最高リスク区分)を取得し、2005年頃からイタリアなど欧州で販売実績があるとされます。国内では未承認機器として、複数の美容皮膚科・美容外科クリニックが医師の個人輸入で導入しています。

出典

キアラレジュ

国内未承認 確認日 2026-07-12

サーモン由来のポリデオキシリボヌクレオチド(PDRN、DNA断片由来の成分)を主成分とし、保湿成分のヒアルロン酸と美白目的で使われるナイアシンアミドを配合した注入製剤。ターンオーバーを整えコラーゲン生成を促す働きが謳われている。

承認状況:国内での医薬品医療機器等法に基づくPMDA承認は確認できず(PMDA承認品目一覧・検索で該当なし)。韓国製造のPDRN配合注入製剤で、国内クリニックでは医師の個人輸入手続きにより導入されているとみられる。同種のPDRN製剤(リジュランなど)と同様、国内未承認薬にあたる可能性が高いが、本製品固有のPMDA記載・添付文書は出典で確認できずunknown要素を含む。

キアラレジュは韓国BioPlus社が製造するPDRN(サーモン由来のDNA断片由来成分)配合製剤で、保湿成分のヒアルロン酸と、美白目的で使われるナイアシンアミドを組み合わせている点が特徴として紹介されています。ターンオーバーを整えコラーゲン生成を促すとされます。

海外のクリニック情報では「リジュランの特許切れ後発品的な位置づけでより安価」と説明されており、同系統のPDRN製剤同士の価格帯・立ち位置の違いを見る材料になります。国内でのPMDA承認記載は確認できず、FDA承認・CEマーク取得の有無も出典からは不明(unknown)です。

出典

NCTF135HA(フィロルガ)

国内未承認 確認日 2026-07-12

高濃度ヒアルロン酸に、ビタミン・アミノ酸・コエンザイム(補酵素)・ヌクレオチド(核酸の構成成分)・ミネラル・抗酸化物質など計55種の成分を配合した溶液を、専用の細い針や機器で真皮に注入する製剤。皮膚に水分・栄養成分を直接補うことでハリ・ツヤ・キメの改善をねらう設計とされる。

承認状況:国内で医薬品医療機器等法上の承認は取得しておらず、医師が個人輸入により入手し自由診療で使用されている(未承認医薬品)。同一成分・性能の国内承認医薬品なし、諸外国の安全性情報の共有なし、医薬品副作用被害救済制度の対象外という開示が自由が丘クリニック公式サイトで確認できる。

通称「シャネル注射」として知られるNCTF135HAは、フランスFILORGA社の製剤で、高濃度ヒアルロン酸にビタミン・アミノ酸・補酵素・核酸の構成成分・ミネラル・抗酸化物質など計55種の成分を配合している点が他の6製剤と大きく異なる特徴です。専用の細い針や機器を使って真皮に注入します。

ある導入院の公式サイトでは、国内未承認である旨に加え、同一成分・性能の国内承認医薬品がないこと、諸外国の安全性情報が共有されていないこと、医薬品副作用被害救済制度の対象外であることまで開示されており、限定解除の実例として参照しやすい情報開示です。欧州でCEマーキング(MDR適合)を取得しているとされますが、米国FDA承認の有無は不明です。

出典

プルリアル

国内未承認 確認日 2026-07-12

サーモン由来ポリヌクレオチド(PN、DNA断片)が組織修復シグナルとして働き線維芽細胞を刺激するとされ、非架橋ヒアルロン酸が保湿の土台を作るとメーカー・導入院は説明している。デンシファイはPN10mg/ml・非架橋ヒアルロン酸10mg/ml・マンニトール40mg/ml配合とされるが、この配合量の数値は日本国内の導入クリニック公式サイト(自由が丘クリニック・水の森美容クリニック・ジョウクリニック)には記載がなく、海外の医療材料販売サイトの製品仕様に基づく(国内導入院公表値ではない)。

承認状況:自由が丘クリニックの製品ページは『この治療法で用いられる医薬品・医療機器は国内において薬機法上の承認を受けていません』と明記している。水の森美容クリニック・ジョウクリニックの各製品ページには『未承認』『薬機法』の文言そのものは確認できず(2026-07-12時点でWebFetch再確認)、少なくとも1院の明記と業界慣行(自由診療の肌育注射メニューとして各院共通の扱い)から国内未承認と判断。EUでCE適合表示を取得しているとの記載は自由が丘クリニックにあるが、これは国内承認とは別。

プルリアルはルクセンブルクのMD Skin Solutions製で、サーモン由来ポリヌクレオチド(PN)が組織修復シグナルとして線維芽細胞を刺激し、非架橋ヒアルロン酸が保湿の土台を作るという説明がなされています。デンシファイという製品名の配合量数値は海外の医療材料販売サイトの製品仕様に基づくもので、国内導入院の公表値ではない点に注意が必要です。

国内未承認である旨の明記は、確認できた範囲では一部の導入院にとどまり、他院のページでは「未承認」「薬機法」という文言そのものは確認できないケースもありました。同じ製剤でも院によって開示の丁寧さに差があることが分かる例です。

出典

プロファイロ

国内未承認 確認日 2026-07-12

架橋剤(化学的に結合させる薬剤)を使わず、高分子量と低分子量の2種類のヒアルロン酸を熱処理で安定化させたハイブリッド型ヒアルロン酸製剤(IBSA社の特許技術NAHYCO)。皮膚に注入することで線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促すとされる。

承認状況:国内の薬機法上、医薬品・医療機器としての承認を取得していない。にしだいクローバー(nishidai-clover.com)の公式サイトに「プロファイロは、日本国薬機法上の医療薬品として認証・承認を得ていない医薬品です」「国内において同等の性能を有する医療機器はありません」と明記されており、医師の個人輸入により自由診療で使用されているとみられる。PMDA承認情報は検索・照合できなかった。

プロファイロはイタリアIBSA社の特許技術(NAHYCO)による製剤で、架橋剤を使わずに高分子量と低分子量の2種類のヒアルロン酸を熱処理で安定化させている点が他のヒアルロン酸系製剤と異なります。線維芽細胞を刺激しコラーゲン・エラスチンの生成を促すとされます。

ある導入院の公式サイトには「日本国薬機法上の医療薬品として認証・承認を得ていない医薬品です」「国内において同等の性能を有する医療機器はありません」との明記があり、限定解除の文言としてわかりやすい例です。大手美容クリニックが全国複数院で専用施術ページを展開するなど、導入院の広がりが確認できる製剤でもあります。

出典

リジュラン

国内未承認 確認日 2026-07-12

サケの白子(精巣)由来のDNA断片であるPN(ポリヌクレオチド)/PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)を独自技術「DOT技術」で高純度精製したc-PDRNを主成分とする注入剤とされる(この作用機序記載はメーカー・クリニック側情報に基づくもので、PMDA等の一次審査資料による裏付けは本調査では確認できていない)。

承認状況:日本の薬機法上、医薬品・医療機器としての承認は本調査で確認できず(unapproved)。国内クリニックでは医師の個人輸入(並行輸入)により調達し自由診療で使用しているとの記載が一般メディア(clinicjapan.net)にあるのみで、PMDA検索システムでの直接的な不在確認や厚労省・メーカー公式による承認取得発表は確認できていない。なお、PR TIMESで確認できたPharmaResearch社の日本展開は注入剤ではなくホームケア用化粧品ライン「REJURAN COSMETICS」であり、この出典は注入剤本体の承認状況を裏付けるものではない。

リジュランは韓国ファーマリサーチ社の製剤で、サケの白子由来のDNA断片(PN/PDRN)を独自技術「DOT技術」で高純度精製したc-PDRNを主成分とすると説明されています。同社は日本国内でホームケア化粧品ライン「REJURAN COSMETICS」も展開していますが、これは注入剤本体の承認状況とは別物である点は分けて理解する必要があります。

国内での薬機法承認は本調査では確認できず、医師の個人輸入により自由診療で使用されているとの記載が一般メディアにありますが、PMDA検索での不在確認や厚労省・メーカー公式の承認発表そのものは確認できていません。国内の複数院が導入メニューとして掲載しています。

出典

スネコス

国内未承認 確認日 2026-07-12

非架橋(かけ合わせ加工していない、さらっとした)低分子ヒアルロン酸と、グリシン・L-プロリン・L-リジン・L-アラニン・L-バリン・L-ロイシンの6種アミノ酸を独自比率で配合した注入製剤。皮膚の真皮にある細胞外基質(ECM、肌の骨組みとなる組織)に働きかけ、肌自身の再生を促すとされる。

承認状況:国内薬機法上の医薬品・医療機器としての承認なし(未承認製剤)。国内では医師の個人輸入により導入され、EUではCEマーク・クラスIII医療機器として扱われる。取扱クリニックは薬機法未承認である旨を明示する義務がある。

スネコスはイタリアProfessional Dietetics社(Sunekos Laboratories)の製剤で、非架橋の低分子ヒアルロン酸に6種類のアミノ酸(グリシン・L-プロリン・L-リジン・L-アラニン・L-バリン・L-ロイシン)を独自比率で配合している点がジャルプロと近い系統ですが、配合アミノ酸の種類数や比率が異なります。

国内未承認製剤で、EUではCEマーク・クラスIII医療機器として扱われます。取扱クリニックには薬機法未承認である旨を明示する義務があるとされ、全国規模で個人輸入メニューとして取り扱う院が確認できます。

出典
Guide

承認状況をどう読むか — 「未承認」は思考停止の合図ではない

「未承認」という一語だけを見て、危険・違法・怪しいと結びつけてしまうのは、教材としては雑な理解です。この章の7製剤はいずれも国内で薬機法上の承認を得ていませんが、それは医師が個人の責任のもとで輸入し、自由診療として提供することが認められている枠組みの中にあります。

現場で押さえるべきは「未承認かどうか」だけでなく「未承認であることをどう説明しているか」です。教材としては、未承認である旨・入手経路(医師の個人輸入など)・国内承認品の有無・海外の安全性情報という4点の開示が、広告の限定解除要件として扱われます。この章で見た範囲でも、この4点を丁寧に明記する院がある一方、未承認である旨の明記自体が確認できない院もありました。

「海外でCEマークを取得している」という情報も、国内承認の代わりにはなりません。CEマークはEUの医療機器規制上の適合表示であり、日本の薬機法上の承認とは別の制度です。この違いを混同せずに説明できるかどうかは、カウンセラー・ナースとして最低限身につけておきたい線引きです。

Guide

7製剤の違いをどう見るか — 主成分の系統で整理する

7製剤は主成分の系統でおおまかに3グループに分けられます。ジャルプロとスネコスは非架橋ヒアルロン酸+アミノ酸の組み合わせ、キアラレジュ・プルリアル・リジュランはサーモン由来のPN/PDRN(DNA断片由来成分)を主体とするグループ、プロファイロは架橋剤を使わない特殊製法のヒアルロン酸単体という位置づけです。NCTF135HAはヒアルロン酸をベースにビタミン・ミネラルなど55種の成分を加えた複合タイプで、単独の系統に分類しにくい製剤です。

同じ系統内でも、配合されるアミノ酸の種類・比率や、由来・精製技術には違いがあります。たとえばジャルプロとスネコスはどちらもアミノ酸配合のヒアルロン酸製剤ですが、配合するアミノ酸の種類数や比率が異なるとされています。細部の違いを比較する際は、メーカー公式や導入院の記載を根拠に、憶測で優劣をつけないことが重要です。

この章で紹介した適応(小じわ・毛穴・くすみ・たるみなど)は、いずれもメーカーや導入院の説明に基づくものであり、効果を保証する記載ではありません。カウンセリングの現場で紹介する際も、この前提を崩さない伝え方が求められます。

Counseling

来院前・現場で確認したい6つの視点

  • 扱っている製剤が国内承認品か未承認品か、クリニックがどう説明しているかをまず確認する(未承認なら「未承認である旨」「入手経路」「国内承認品の有無」「海外の安全性情報」の4点開示があるかが目安になる)
  • 「肌育注射」「水光注射」という呼び名は複数の製剤カテゴリを覆う総称なので、実際に何を打つのか製剤名まで確認する
  • 同じ「PDRN/PN配合」でも由来(サーモン由来など)や精製技術、配合成分がメーカーごとに異なるため、資料の記載範囲で比較する
  • 改善が謳われる項目(ハリ・毛穴・くすみなど)はメーカー・導入院の説明であり、効果を保証するものではないと理解した上で聞く
  • 海外でのCEマーク取得状況やFDA・MFDSでの扱いは製剤ごとに情報の有無に差があるため、「不明」を「未承認」や「危険」と混同しない
  • 働き手としては、未承認製剤を扱う施術の説明を担当する場合、限定解除の4要件を自分の言葉で患者に説明できるかを基準に理解度を確認する
FAQ

よくある質問

「肌育注射」で使われる製剤はすべて国内未承認なのですか
この章で扱う7製剤はいずれも国内の薬機法上の承認を確認できておらず、医師の個人輸入によって導入されているとみられます。ただしこれは肌育注射というカテゴリ全体の性質というより、今回facts digestで確認できた製剤に共通する状況です。カテゴリ内に承認品があるかどうかは、今後別途確認が必要です。
未承認製剤を扱うクリニックの説明で、最低限見ておくべき表記は何ですか
教材としての整理では、未承認である旨、入手経路(医師の個人輸入など)、国内で承認されている同種製剤の有無、海外における安全性情報の有無、の4点の明示が広告の限定解除要件とされています。この章で見た範囲でも、この4点をページ上で明記している院と、明記が確認できない院がありました。
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関連ページ

Sources

章の出典

  1. ジャルプロ(Jalupro) | ECM製剤、肌育注射 | まりもクリニック(まりもクリニック、確認日 2026-07-12)
  2. ジャルプロ(Jalpro) | 表参道BJクリニック(表参道BJクリニック、確認日 2026-07-12)
  3. 水光注射 キアラレジュ | KM新宿クリニック(KM新宿クリニック、確認日 2026-07-12)
  4. 医薬品等の個人輸入について(厚生労働省、確認日 2026-07-12)
  5. 会社紹介 – BioPlus JAPAN株式会社(BioPlus JAPAN株式会社、確認日 2026-07-12)
  6. Chiara Reju x Hydroxyapatite Injection (Rejelan Generic)(Smart Skin Clinic、確認日 2026-07-12)
  7. フィロルガ注射(シャネル注射)とは?(ルミナスビューティークリニック、確認日 2026-07-12)
  8. フィロルガ注射(NCTF135HA)|結木クリニック(結木クリニック、確認日 2026-07-12)
  9. NCTF 135 HA注射なら自由が丘クリニック(自由が丘クリニック、確認日 2026-07-12)
  10. MD Skin Solutions | Our Scientific Heritage(MD Skin Solutions、確認日 2026-07-12)
  11. プルリアルデンシファイ|水の森美容クリニック(水の森美容クリニック、確認日 2026-07-12)
  12. プルリアル デンシフィア|自由が丘クリニック(自由が丘クリニック、確認日 2026-07-12)
  13. プルリアル|ジョウクリニック(ジョウクリニック、確認日 2026-07-12)
  14. プロファイロ(ヒアルロン酸)|若返り・エイジングケアなら湘南美容クリニック【公式】(湘南美容クリニック、確認日 2026-07-12)
  15. プロファイロ | 江坂駅前花ふさ皮ふ科・美容皮膚科(江坂駅前花ふさ皮ふ科・美容皮膚科、確認日 2026-07-12)
  16. プロファイロ(板橋区高島平の皮膚科・美容皮膚科(にしだいクローバー)、確認日 2026-07-12)
  17. 自社R&D及び独自成分c-PDRN®を製造する韓国唯一のブランド「REJURAN COSMETICS」日本本格上陸(PharmaResearch Co., Ltd.(PR TIMES)、確認日 2026-07-12)
  18. リジュランのデメリット|8つの注意点・体質別の向き不向き・代替施術(クリニックジャパン、確認日 2026-07-12)
  19. スネコス | BJクリニック(BJクリニック、確認日 2026-07-12)
  20. スネコス | はなふさ皮膚科・美容皮膚科(はなふさ皮膚科・美容皮膚科、確認日 2026-07-12)
  21. About Us - Sunekos(Sunekos Laboratories(Professional Dietetics S.p.A.)、確認日 2026-07-12)
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